結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章- (2017) 感想「満開は完全な悪ではない」
評価:★★★★☆(星4つ)
2014年に1クール放送された「結城友奈は勇者である-結城友奈の章-」の続編。前作の2年前を描くお話。
なので、この作品から見ても問題ない。
そもそも雑誌連載は鷲尾須美の方が先なので、当然といえば当然。だけど結城友奈のお話の面白さや絶望感は「満開」というシステムの是非にある。なので、僕的には先に結城友奈の章を先に見るべき。こっちの方がより大きな絶望と衝撃が味わえる。
以下ネタバレを含む感想。結城友奈の章のネタバレもアリ。
1Q84 book1 <4月-6月> 前編 (2010) 感想 「ラノベの後に読むと表現と文章の落差がものすごい」
評価:★★★★☆(星4つ)
村上春樹の小説。有名どころのうちの1つ……な気がする一冊。おそらく紹介はいらないし、知りたい人は僕の文章にたどり着く前にいろんな記事があるはず。なので、今回は自由に書く。そもそも文章書くのも久しぶりで、色々考えるのが面倒だという理由もあるけどね。
終物語 (2015・2017) 感想 「物語シリーズをもう一回見直したくなった」
評価:★★★★☆(星4つ)
一応感想を書いたけれども、前作までの詳細をぼんやりとしか覚えていないし、今、全てを見直す予定もないので、詳細なキャラの掘り下げとかはやらない。けどアニメがひと段落した段階で思考をまとめておかないというのは、今まで見た時間が勿体無いことになってしまう。なので、ただ単純に今まで物語シリーズのアニメを見てきた1人として、今回最終回を見た印象や感想を書いていきたい。
Fate/stay night Heaven's Feel I presage flower (2017) 感想 「クオリティは最高、けれどもこの一作だけでは評価しきれない」
評価:★★★★☆(星4つ)
Fate/stay night 3つある物語のうちの、3番目の話。やはり3番目ということだけあって、この一作だけでは全く話がわからない映画になっていた。
と、否定から入ってしまったけど、逆に言えば今までFateを見てきた人にとってはなんてことはない。士郎とセイバーの契約のシーンがさらっと流されていたり、聖杯戦争の説明がなかったりと、Fateにおける世界観の説明はほぼ無視されていた。事前の情報の通り、確かに完全な初心者は遠慮した方が良い映画となっていた。
最速上映組から速報です!!!最近UBWとか見てなくてもHF楽しめるでしょ!新規は気にしないで見てきて!!みたいなツイート回ってるけど絶対だめだ!せめてUBWの0話を見てくれ!!!完全にZeroもUBWもDEEN版も全部見てる前提で、一番基盤の部分思いっきりすっ飛ばしてるぞ!!!
— 全人類HFを見てくれ (@kne_0322) 2017年10月13日
感想を書く前に僕の前提を紹介。以下の前提に沿って、今回の映画の感想を語っていきます。僕のFate歴は以下の通り。
- アニメ版 Fate/Stay night UBW :視聴完了
- アニメ版 Fate/Zero :1~13話 視聴済み
- Fate/Grand Order :2017年8月プレイ開始、序章~新宿までクリア
- Fate/ Apocrypha:現在1~9話まで視聴
見てわかるようにFateに関する知識は中途半端なものしか持っていない。最初は「せめてFateルートは見てから行くべきか?」とは思った。だけど「中途半端な知識で観れる機会はある意味今しかないだろうなぁ」ということであえて今回見に行った。
Fate/Grand Order First Order (2016) 感想「FGO入門には最適・ゲームの前にこのアニメを見るべき」
評価:★★★★☆(星4.5つ)
超大人気スマホゲームFate/Grand Order その序章(第1章は別にある)をアニメ化した作品。
結論から言えば、Fate/Grand Order(通称FGO)の世界を簡潔に表した作品となっていた。FGOをやったことがない人はまずこのアニメをお勧めする。そしたら信者を増やせるはず。僕の知り合いもこれを視聴後、見事に重課金中毒になった。
僕は年末に見たけど、最近FGO1部をクリアしたので改めて見直してみた。
ちなみに僕のFate経験は以下の通り。参考にどうぞ。
- アニメ版 Fate/Stay night UBW :視聴完了
- FGO:2017年8月プレイ開始、序章~新宿までクリア
- Fate/ Apocrypha:現在1~8話まで視聴
以降ネタバレ入りの感想。
響け!ユーフォニアム2 (2016) 感想 「後悔がないように生きろ」
評価:★★★★☆(星4.5つ)
響け!ユーフォニアムの続編。1期では久美子と麗奈を中心に描かれていたけど、2期は久美子ではなく、田中先輩を始めとするそのほかの部員の方に焦点が当てられていた。前半の望美先輩のエピソードもあるけど、やはり本番は関西大会後の田中先輩の話でしょうね。10話の久美子の叫ぶシーンは最高に感動できた。
加えて1期で残っていた疑問はしっかり回収されていた。滝先生の指導する動機、麗奈の恋愛の結末、大会の結果、お姉さんの役割などなど、あれどうなった? みたいなのはなかった。
キャラクターの成長、各個人の背景、物語としてのゴールまでキッチリ描かれていた。間違いなく最良の一つに部類されるアニメだった。