さよならの朝に約束の花をかざろう (2018) 感想 「長命の種族と人間の子供の一生、種族問題、時間が生むすれ違い、とにかくいろいろと詰まった作品だった」
評価:★★★★★(星5)
岡田麿里といえば一番有名な作品では「あの花」がよく上げられる。でも僕はあの花は途中までは感動できたけど、11話の展開で「あれっ?」と思ってしまった。加えて「とまるんじゃねえぞ・・・」で有名な鉄血のオルフェンズでも最後の展開に「あれっ?」と思ってしまった。それ以来、僕の中では 岡田麿里=途中までは面白い作品を作る人、になってしまった。
そんな感じでイオンでの買い物のついでにとりあえず映画館へ行って見てみた。そしたら、最初からクライマックスみたいな展開から終始見入ってしまった。
モンスターハンターワールド (2018) 感想 「大画面でやるモンハンは楽しい」
評価:★★★★★(星5)
3rd以降は3DSで出ていたけど、画面が小さいし画質も落ちているのであまりやる気がしなかった。MHW発売以前は新作発表のたびにPlayStationでの発売を望む声がネットで見かけるけど、僕もその通りだと思った。でもやっぱり3DSも売り上げが良いみたいなので、当たり前だけど「売り上げは大事だなぁ」と思わずにいられなかった。
CAPCOMの歴代売り上げ本数の一覧。普通にみるだけでも楽しい。
この数字から考えれば、決して売り上げが悪くないDSを捨てて、よくPS4で作ったなぁと思います。
2018年2月4日に購入。ゆったりとゲームを進めて2月24日にひとまず終了した。
やはり久しぶりのプレステのモンハンだけあって、ゲームに気合が入っていた。
気になった点は3点かなぁ
- プレイがめちゃくちゃ快適になっている!
- ストーリーがついている!
- 一人でもバンバン進められる!
1点ずつ語ります。以下ネタバレあり。
ガールズ&パンツァー 最終章 1話 (2017) 感想 「さらにパワーアップした戦車戦が最高の体験・ストーリーは前作ほどの危機感はない」
ガールズ&パンツァーの最新作。全6話のうちの1話目。
ストーリーの危機感は前作ほどないけれども、戦車の戦闘シーンは見ているだけで衝撃が伝わってきた。
今までに登場したキャラクターが全て1話でさっそく登場し、新キャラもバッチリ見せ場を作り、戦車の戦闘シーンもしっかりと盛り込む。とても60分とは思えないほどよくできていた。だがしかし、かなり盛り上がってきたところで終わっていたので、2話の視聴は絶対に避けられない。
概要はこんなところで、以降ネタバレありの感想。
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進撃の巨人 24巻 (2017) 感想「23巻に引き続き、過去を語る24巻」
評価:★★★★☆(星4つ)
進撃の巨人の24巻。22巻で第一部が終了。23巻からは4年後の世界が描かれている。23巻に引き続きマーレ側(ライナー側)からの説明がされていた。
23巻は壁の外の世界の状況が描かれていた。実は壁の外の世界は今で言うところの19世紀くらいの世界で、マーレという国が巨人の力で世界の覇権をにぎってますよー。でも科学技術の向上でその立場も危ういですよー。巨人の力を受け継ぐために選抜試験的なのが行われてますよー。みたいな感じか。
今回はライナーの過去の続きから1巻に至るまでの話、そこからパラディ島に攻め込む準備をする様子が描かれていた。表紙がエレンたちだし、やっと話が進むのかなーと思っていた。だけどそんなこともなく、本格的に話が前に進むのは25巻からになりそう。
硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima (2006) 感想 「父親たちの星条旗も合わせて見てみよう」
評価:★★★★☆(星4つ)
第二次世界対戦の激戦地の一つである硫黄島の戦いを描いた映画。監督が日本人ではなく、アメリカ人のクリント・イーストウッド監督なことも特徴の一つ。監督が外国人にも関わらず、しっかり日本映画っぽさが出ていたのはとても驚いた。おそらく何も知らなければ、日本映画だと思っていたはず。
この作品では戦争の悲しさや虚しさ、恐ろしさはもちろん描かれている。だけど、戦争の悲劇を知りたいのならわざわざこの映画である必要はない。「父親たちの星条旗」を合わせて見ることこそが、この作品の鑑賞の仕方となる。
同じ舞台を2つの方向から描いた映画は、この映画が初らしい。日本からの視点、アメリカからの視点から戦争を見ることによって両軍の兵士が何を思って戦っていたのか、それが理解できる。片方だけ見ても、よくある戦争映画で終わってしまう。是非とも2作品を見ることをお勧めしたい。
Fate/stay night Unlimited Blade Works (2014,2015) 感想 「傷つくのが運命だとしても」
評価:★★★★★(星5つ)
Fate/stay nightの3つの話のうちの2つ目、Unlimited Blade Worksをアニメ化したもの。圧倒的な作画の綺麗さによる戦闘シーンの破壊力ももちろんすごい。だけど一番の魅力は士郎の肉体的、精神的な成長だった。
聖杯戦争を通して「正義の味方になる」自分の理想を遂げるために、次々と成長を見せる士郎がかっこいい。個人的には最初はセイバーの足手まといでしかなかった士郎。だけどサーヴァントや魔術師との戦いを通して、自分の理想を叶えるために強くなっていく。そして「ある人」との対立によって、自分の信じた正義に疑問を持ってしまう。
最終的に苦難を乗り越えた後の士郎が戦う姿はただひたすらにかっこいい。士郎がという人間のあらゆる成長が網羅された、そしてufotableの最高級の作画を通してサーヴァントどうしの圧倒的な戦いを見ることができる最高のアニメだった。
以下ネタバレありの感想。