物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

ホリエモン関連の本5冊読んでみた。

 


今回の結論
堀江さんの考え方に興味がある人は、まず「ゼロ」を買って読むといい。

 

 

概要のようなもの


本当は1冊づつ感想を書こうと思ったのだが、言いたいことが共通しているので感想も同じような感じになってしまうな…って思った。さすがに5つ全ての感想を書くのはめんどくさいので1つのにまとめた。ホリエモンこと堀江貴文さんに興味がある人は参考にして下さいね。

 

目次

 

本の紹介と感想

5冊紹介します。発行日が新しい順で並べておきます。

 


ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく(2013/11)

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく


まずこれを読めばいいと思う。
前半に堀江さんが幼少期から今までに何を考え、成長してきたかという過程が描かれている。その後に自分の好きなことを仕事にしていく必要性を説き、行動することが大切だと訴えている。行動するための方法や考え方が書いてある。この本は堀江さんの幼少期から捕まっていた時までの考え方や心情が丁寧に描かれているのが特徴だろう。堀江さんの考えの原点が知れる本であった。他の本の主張は概ね共通しているので、これを読めば他の本も理解しやすくなる。

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

本音で生きる(2015/12)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)


やりたいことをやるための方法論が書いてある。やりたいことをやるために、他人は気にせずプライドは捨てて、効率良く時間を使って生きようということだと思った。他の4冊に比べると方法論が中心で、堀江さんの意見や考え方、背景のようなものは若干少なめに感じた。

 

 

99%の会社はいらない(2016/7)

99%の会社はいらない (ベスト新書)


今の日本の会社の現状を説明、その後AI・人工知能・技術の発達によって今の仕事はほとんどなくなることを説明。そのため働く時間が少なくなり、遊びがビジネスになる世界となる。その時に自分が熱中できることを仕事にしていくことが必要となるようだ。そこで好きなことを仕事にしていくために堀江さんがやっていることと方法を紹介している。日本の会社の問題点、インターネットの流行による新しいビジネスやその考え方が分かる。

 

 

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)


教育の批判をする本のようだが、結論は同じ。やりたいことをやって生きようという点だ。やりたいことをやるためには何かに没頭する必要がある。またやりたいことを追求していくことを妨げているものが、今の日本の教育であり会社であると断言している。これからはAIや機械が人の作業を大体するから遊びがビジネスになる~というのは3と同じ。堀江さんの教育に対する考え方がよく分かる一冊。先生や学生が読めば、勉強に対する姿勢を見つめ直すいい機械になるのでは無いかと思った。僕はこの本が一番面白かったが、本の言い方が若干きつめなので好き嫌いがものすごく分かれそう。

 

 

好きなことだけで生きていく(2017/5)

好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)


言いたいことの中心は上記の4冊と何も変わっていない。やりたいことをやって生きていく。そのための方法論が載っている。堀江さんの活動や社会に対する意見、時間の効率化方法、質問に対するの考え方が載っていた。2017年時点の堀江情報が取得できることがこの本の特徴だろう。まずは「ゼロ」を読むといいが、これは2013年のものなので、堀江さんに関する情報がやや古い。そのため今の堀江さんがやっていることを掴むという意味では読んでおいて損はない。

 

好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)
 

 

番外編 近畿大学の演説



この動画をみて興味を持ったならば買ってみるといいのではないか。この動画では自分のやりたいことをやって生きろとは積極的に主張していないのだが、どうしてだろう。まだ僕もまだ見方が浅いのかもしれないな。

 

5冊読んでみて


堀江さんは結局やりたいことを仕事にしていってそのためにどんどん行動することが大切だと言いたいのだろう。そのための方法論や理由を各書籍でいろいろ紹介している。僕も全ての堀江さん関連の本を読んだわけでは無い。けどそれを前提としてどれか1冊だけ進めるとするならば、間違いなく「ゼロ」だろう。これには堀江さんの幼少期からの成長過程や捕まっている時の心境がじっくり描かれている。そのため他の本を読む時に、なぜこのような考え方をするのかなーということが理解しやすくなるはず。

ざっくりだけど、以前「ゼロ」について感想を書いたので参考程度にどうぞ。


全て大体同じことが書かれているのが、堀江さんに興味があるならばどんどん買うといいだろう。僕は気になった人を見つけたら、その人の考え方を学ぶためにその人の本を買って読んでいる。そのため同じような内容でも、以前吸収した著者の思考方法を見直すために、新たに出版された本を読むのは良いことだと思っている。と書いたが、毎回本を買って考えを取り入れるというような効率の悪いことをするならば堀江さんのサロンに参加して直接聞けよ、と堀江さんにこの記事を見たら怒られそうな気がする…。

 

個人的には2015年の「本音で生きる」で、もうこういう本は書きたく無いって言っているのに、2017年の「好きなことだけで生きていく」で、もう書きたく無いって書いてあった時はちょっと笑ってしまった。僕はまとめて買ってしまったため「最後通告」を2回受け取ってしまったのだが、リアルタイムで追っていて2回とも最後通告を受け取った人は結構いるのだろう。2回とも自分を変えようと思って本を買っていたのなら、堀江さんが呆れるのも納得できる。

 

僕も堀江さんに呆れられ無いように、やりたいことのために行動を開始しよう。
このブログもその一歩ってことですね。

 

それではー