物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

2018年1~3月期のアニメについて 「作品ごとに面白さのベクトルがちがっていて、楽しいです」

出会い

 

今シーズンのアニメについて考えたことをまとめたいなーと思ったので、ちょっとつらつら書いてみた。
 
 
とりあえず現段階で最新話まで追っているやつだけ。ネタバレは物語の確信のようなものに関してはないです。確信的なネタバレがないのは、そもそも今シーズンのアニメはまだ終わってないと言う理由だろうけど。
 
 
ネタバレを気にすると言う人は一応避けた方が無難だと思います。
 
 
 
 
 

ポプテピピック

ポプテピピック vol.1(Blu-ray)

まず絶対に見ようと決めていた作品。1話見た瞬間に?マークがとまらなかった。何がしたいのか分からなくて終始意味不明だった。でも繰り返し見ているうちに、あぁある意味で他のアニメと楽しみ方のベクトルが違うのかなぁと思うようになった。
 
 
 
他の人は知らないけど、僕が思うポプテピピックの楽しみ方はこんな感じ。
 
 
 
 

ポプ子とピピ美のシュールなギャグを味わう

おそらくこれが通常の楽しみ方。見る時に真面目に考えてはいけない。どう考えても1話のポプ子が木琴を叩くやつとか意味わからない。
 
 
意味わからないけど、なんだか面白い。それがいいのかもしれない。
 
 
 
 
 
 

アニメ中に出てくるパロディネタ

アニメ・ゲーム・映画など、おそらく言われなければ気づかないものから、有名どころまで色々カバーしている。加えて声優の組み合わせなどは、アニメオタクからすればあれか!と思うものばかり。
 
 
アイドルマスターけいおんドラゴンボールクレヨンしんちゃん、声優の仲良しコンビ(杉田智和+中村悠一)、声優ユニット(悠木碧+竹達彩奈)など僕はネタ元を知っていたものはかなり楽しめた。逆にネタ元がわからないやつは微妙だったけど。シティハンターとかアイカツとかは流石に見ていないのでわかりません。
 
 
少なくとも僕は「あの」組み合わせしゃべっている!という事実だけで15分間面白かった。加えて僕は15分以内にしゃべっている声優を考えて、EDで答え合わせをするという遊びを毎回してます。おかげで他のアニメでも1話を見る時に声優当てゲームをするようになっている。
 
 
 
 
 
 

前半と後半で声優の演技が違う

これはとある声優が指摘していた通りなんだけど、同じ声優でも演技にここまで差があるのか!と、意外な楽しみ方がわかって面白かった。
 
 
 
 
わかりやすいくらい違うのは5話のピピ美がポプ子をなでなでするシーンの演技とか。前半の女性陣(誰だか忘れた)は 後半の男性陣(杉田さん+中村さんペア)はそもそも演技すらしてなくて、ただの会話になっている。その会話すらシュールすぎて後半はかなり面白かった。
 
 
 
中村さんはわからないけど、杉田さんはラジオとかのトークとかもすごい面白いので、その威力がこのシーンにダイレクトに発揮されたんだなぁと演技の完成度に対して勝手に納得していた。これも元ネタを知っているからの楽しみ方ではあるんだけど。
 
 
 
 
 
 

友達とネタにする

1話に関しては見ている人が多いのでネタが通じます。「えいえい」「おこった?」は日常で何回か使ってます。
 
 
 
Twitterではポプテピピック風の絵がタイムライン上に流れまくったりしているし、ヘルシェイク矢野とかはかなりバズっていた。


 

 
FGOとかでもかなりポプテピピックのネタが登場していた。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

りゅうおうのおしごと

「りゅうおうのおしごと! 」Blu-ray vol.1(初回限定版)

 
一部で今シーズンの3大将棋アニメと呼ばれている一角。ちなみに3月のライオン、りゅうおうのおしごと、ポプテピピックのことらしい。
 
 

 

 
あいちゃんが可愛くて見始めたけど、僕にとってはちょっと微妙かなぁ。微妙なのは完全に僕の趣味の問題で、僕自身が主人公が最初から強いお話ってあまり好きではないからだとけど。
 
 
 
こういう主人公がめっちゃ強くて、常に上から目線っていうのが好きではない。竜王が生意気ってわけじゃないのだけどね、どうしても受け付けない。主人公が強くて、下のものを指導するって構図は「終末なにしてますか」と全く同じなんだけど、こちらの方も同じような理由で無理だった。
 
 

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (角川スニーカー文庫)

 
 
 
やるのなら主人公の努力の過程を描いてからじゃないの少し受け入れがたい。それを無視して偉そうにアドバイスしている姿を見せられても、嘘っぽく見えてしまう。
 
 
 
昨今の異世界で無双するお話が流行っているくらいだから、最強の力を持ってその力の振るい方に悩む主人公っていう図が読者・視聴者にウケるのだと思う。主人公があいちゃんの方だったらおそらくもっと好きだったと思うかな。まぁそれだとただの王道熱血将棋ストーリーになっちゃうけど。
 
 
 
そんなに文句を言うならなんで見ているんだよと思うけど、僕が見ている理由はただ姉弟子が可愛いからと姉弟子の中の人の声が好きだからです。あとシャルちゃんが可愛い。
 
 

りゅうおうのおしごと!6 (GA文庫)

 
 
 
 
 
それにOPの歌はかなり好き。OPを歌っているMachicoさんは「このすば」でfantastic dreamerを聞いて好きになっていたので声はかなり気に入っていた。それに加えて今回はOPの歌詞がかなり良い。
 
 
 


 
 
特にサビの部分の「コレカラさ 逆転さえ 勝利は奇跡じゃない このチカラ振り絞って 挑み続けてきたせい」って部分が好きです。そこだけじゃなく歌詞がどれも最高。アニメのストーリーとのマッチング具合も非常に良い感じ。そんな感じで最近入会したアニソン定額配信サービスのANiUTaで聴きまくってます。
 

 

 
 
それにこのアニメや昨今の将棋ニュースを見て将棋を始める人が多くて、僕も駒の動かし方やちょっとした用語(居飛車振り飛車棒銀穴熊などなど)を覚えた。それを知ってから見ると、竜王がしゃべっている意味や盤上の状況がわかるようになってくるとけっこう面白くなった。無料の将棋アプリとGoogle先生さえあれば数日で体感できるのでこれを気にちょっと知識として入れておくのはおすすめ。
 
 
 
 
竜王視点のストーリーと言う点だけ僕には合わないけど、OPとかキャラクターとか将棋の面白さを体感させてくれたこともあり、なんだかんだでこの作品を楽しんでいます。
 
 
 

Fate/EXTRA Last Encare

Fate/EXTRA Last Encore 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

ストーリーは6話までの時点で分からないところだらけ。Fate/Apocryphaの「赤チームvs黒チームのガチンコバトル!」みたいなものと違って、今回のFate/Extraはわかりやすい構造になってはいない。僕も1話だと?マークしか出なかった。
 
 
 
だけどその不思議さが今回のFateの魅力なのだろうなぁと思いながら見ている。わけがわからんという感想を抱く人は多いと思うけど、こういう意味わからない雰囲気は好きです。Fateというすでに人気が確立されたコンテンツだからこそできる挑戦的なシナリオが感じられて、とてもワクワクする。
 
 
 
 
ストーリーの雰囲気がわけわからないとしても、他の面白さはしっかりあって
 
 
  • FGOのキャラクターがモブキャラとして登場したりして「アイツだ!」ってなる
  • ネロちゃまが可愛い。
  • OPが大型新人アーティスト(笑)としてT.M.Revolution西川貴教さんが担当しているのでものすごくかっこいい。
  • ネロちゃまが可愛い。
  • アニメ制作会社がシャフトと言うこともあり、作画や背景、演出がかなり凝っている。
  • ネロちゃまが可愛い。
  • ネロちゃまが可愛い。
  • ネロちゃまが可愛い。
 
 
あと、一番の理由がFGOの発表があるからなんですよね。急にCMで次回のイベントの予告をしたりするからその衝撃を味わいたいという理由がある。最近だと空の境界のイベントだったり、7話からはFGO2章に関するCMが順次公開されるそうなので、ますます見逃せない。
 
 
 
あとネロちゃまが可愛い。
 
 
 
 
 
 

宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所 1(イベントチケット優先販売申券) [Blu-ray]

女の子が4人そろって南極を目指す話。これだけ見るときらら系統のほのぼの日常系かなぁと思うけど、意外とかなりいい感じのストーリーを貫いている。
 
 
 
 
どこらへんがいいかと言うと、いい感じにコメントしていた人がいたのでその人のTweetを参考
 
 

 

 
 
 
あと、僕がよく参考にするペトロニウスさんのコメントが本当に的確。
 
 
 
宇宙よりも遠い場所』は、空気系、無菌系と来て、無目的で関係性を楽しむだけだったこの類型が、こちらの方に展開していくのか、という文脈の意味でも興味深い作品。けど、それ以上にコンセプトがいい。最初の4人の主人公のうちの玉木マリが導入部で、
 
 
「ここではないどこかに行きたい」
 
 
という、よくあるセリフを口するんですが、この願望は人類普遍のものだし、青春ものの重要なファクターの一つの動機。「ここ」からどこへ行くのか?というのが脚本の動機なんですが、「ここではないどこか(=曖昧なもの)」ではなくて、
 
 
曖昧な場所ではなくて、具体的などこか!!
 
 
に落とし込んでいく、その覚悟を固めていく過程が、とてもナチュラルでよかった。そして、それが南極というのもとてもセンスがいい。空気恵・無菌系の頂点は僕は、『ゆゆ式』と思っているんですが、このころは、日常からの脱出という非日常へのあこがれって、逆転現象の結果、何もない平和な日常がいいという風に流れてきたわけで、、、それが行きついているこの形式において、自然に「ここではないどこか」に踏み出して、なおかつ関係性を楽しみ、日常を豊かに生きるというコンセプトの延長線上で、非日常にナチュラルに等身大にチャレンジして踏み出していく様を見ると、ああ、人間の人生だなーとしみじみ思います。
 
 
 
ちなみに、南極とか北極とかもセンスがいい。もうこういう場所って、不可能なほどの「高み」ではないんだよね。つい先日、イッテQのイモトのヴィンソン・マシフ登頂(南極最高峰)を登っていたりm決して遠い世界の出来事ではなくて、僕らの日常のすぐ裏にあるものになっている気がするんです。南谷真鈴さんとかもそうですけど。
 
 
 
なんというのかなぁ、、、、少なくとも僕は自分の子供たちを見ていて、この形が、本気で臨んで、頭をひねれば、人生をかけるというレベルではなく、宇宙や極地に行くことは、アイディア次第で可能だよな、というようなわくわく感を感じます。なんといえばいいのかなぁ、、、、昔は南極探検とか、宇宙に行くとか、そういうことは、極端なSFの夢で、人類の目指す最先端の、不可能な道に非日常・・・・そんな極端感があったんですが、それがなくなってきている気がするんです。イモトにしても、南谷さんやJade Hameister(この子なんか、14歳か15歳で南極行ったんじゃなかったけ?)とかが、普通に10台の中盤とかで、ドラえもんの夏休みの冒険のように、凄いところに行くじゃないですか。。。。僕は、簡単になったというわけじゃなくて、手がロどきうる範囲に、そういうことが来ているステージに、いま人類はあるんだ、という感じがします。
 

 

引用元


 
 
目標がなくただ単純に日常を生きていた人が、具体的な目標を立ててそこに向かって一歩ずつ進んでいく姿がとても良い。少しネタバレを出すけど、物語の途中で高校生で役者の女の子と同伴して南極に行けることになるって展開に「それでいいのか?」と思った。だけど、行動した結果、新たな可能性を手にしてその偶然を勝ち取ったと考えれば、十分な進展だと思うようになった。
 
 
 
 
それにアニメを進めていくたびに、主人公たち4人組の思いだけじゃなくて南極探検隊の人たちの覚悟や思いが感じられて、多くの人の協力によってこの南極への旅が形作られているんだと言うことが伝わってきて本当にいい物語だなぁと毎回楽しみにしている。
 
 
 
最初はPrimeビデオで偶然目に止まった作品だったけど、ここまでいい物語だとは思わなかった。僕的には今シーズンで一番のシナリオの完成度です。
 
 
 
 
 
 
 
 

ダーリン・イン・ザ・フランキス 1(完全生産限定版) [Blu-ray]

最初はロボットがかなり可愛いので、デザインが僕の感性に合わなかったので見ていなかった。だけど友人に勧められてとりあえず視聴。見ているうちにロボットのデザインには慣れいった。ストーリーはおそらく2クール(24,25話くらい)ありそうなので現状の8話の時点ではなんとも言えないが、そこそこ楽しめている。やっぱり食わず嫌いはダメですね。ストーリーの印象は、やんわりしたヱヴァンゲリヲンと言う感じ。
 
 
 
 
叫竜と呼ばれる化け物と戦う子供達。子供達は男女2組でフランクスと呼ばれるロボットに乗って叫竜と戦う。人類は移動要塞都市に住んでいる。人類補完委員会みたいなおじさんたちが、各都市を管理しているっぽい。これだけ聞けばエヴァと思うはず。だけどエヴァみたいに主人公が過度に精神の葛藤を繰り返さないし(葛藤自体はそれなりにする)、グロすぎもしないので楽しんで見ていられる。
 
 
 
8話の時点で主人公たちはまとまりだしているけれども、ちょっとずつかなり不穏な雰囲気は漂っている。この後でかなり凄惨な展開を迎えそうな予感しかしない。
 
 
 
それ以外でも怪しい設定は色々出てきている。
 
 
 
  • 大人たちはいったいどういう生活をしているのか。
  • 人類補完位委員会(仮)みたいな人は何を目指しているのか。
  • 主人公たちだけ、フランクスの形状が違うのか。
  • ゼロツーはどうやって誕生したのか。
 
 
何より主人公たちはこの後生き残れるのか、が気になるところ。
 
 
 
世界観的にまだまだ不明な点は多いし、叫竜と戦うために生み出された子供達が一体どのような決意と覚悟を持って生きていくのか。今後の展開がいろいろ楽しみな作品。
 
 
 
 
 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

このCMを見ただけで、「これはやべぇぞ………」と思うはず。どう考えたも作画の気合いの入れようが違う。ある意味このCMだけで神アニメの雰囲気を漂わせている。アニメ放送の1年以上前からCMで放送されていたので、これは絶対に見るぞと決めていた。
 
 
 
 
見たことがない人は40秒ほどなので上の動画を1回見てみるといいかも。ここまで雰囲気に押し込まれるCMは珍しい。
 
 
 
 
 
 
 


 
こちらはPV。物語の雰囲気が伝わってくる。これもいいPVでした。
 
 
 
ストーリーも非常に丁寧。他者の気持ちが理解できなかったヴァイオレットが、回を重ねるたびに人の心を獲得していく。物語の展開もヴァイオレット目線ではなく、ヴァイオレットを見ている周りの人のモノローグと言う形式をとっているのでとてもわかりやすい。ある意味視聴者と同じ視点で物語が進行する。ヴァイオレットの成長の物語としてとても綺麗にまとまっている。
 
 
 
 
とりあえず最後まで見てから語りたいかも。
 
 
 
 
 
 

最後に

まだアニメ終わってないのに結構書いた。いつもはアニメを全て見終わってから書くので、序盤の気持ちとか忘れていることがある。だからこういう風にまとめておくのもまた後で自分が読み返すと面白いのかもしれない。
 
 
今シーズンは結構いいアニメが多い印象があるので、3月末まで楽しく過ごせそう。
 
 
 
 
こんなに楽しくて費用が 
 
AmazonPrime(325円) + dアニメストア(450円) + Netflix(980円) = 約2000円/月 
 
くらいなんだよなー。
 
毎シーズン毎にこんなにアニメがタダ同然で見られるなんて、本当に日本のアニメは最高です。
 
 
 
 
アニメ、いっぱいちゅき♡
 
 
 

ポプテピピック (バンブーコミックス WIN SELECTION)