就職する前にしておきたい17のこと (2012) 感想 「就職する前にこれからの生き方を考える機会を持つ」
評価:★★★★☆(星4つ)
(ただし別の本田健さんの本を読んだことがある人は星3つ)
本田さんの考えを就職という点に焦点を置いた本だった。
就職前にやるべきことというか、就職する前に考えておきたいことって感じでした。
本田さんの考えの中心は「ユダヤ人大富豪の教え」なので、これを読んだことがある人は内容に重複があるように感じるはずです。
僕は本田さんの本はこれで10冊目なので既視感ありまくりでした。
「あー見たことあるわー」
的な感じで流し読みしていました。
就職する前に意識しておきたいことは
- 働き方
- 人脈
- これからの生き方
の3点でした。
ポイント
僕的ポイントをあげます。さっきの3点です。
働き方
本田さんの本では一貫して
好きなことを仕事にして生きること
が推奨されています。この本もその姿勢は一緒でした。
この本では、自分が自然に頑張れる分野を仕事にするように言っています。これが好きなことを仕事にすることってことですね。加えて就職する前に自分が好きな分野の業界に「一生離れないぐらいの覚悟」で頑張ることが大事だそうです。
これからは専門分野を持った人が強いため、それくらいの覚悟でしっかり技術を習得することが大事ということみたいです。
これに関しては、ホリエモンこと堀江貴文さんの本でも似たようなことが言われています。堀江さんはこれからはAIが通常の仕事を肩代わりする時代が来る。そのため、これからはAIができないような分野を仕事にしていく必要がある。そこでひたすら自分の好きなことに打ち込み、それを仕事にすることが大事。自分から仕事を作ることが必要なんだ。とのことでした。
なおさら好きな分野を専門としてそれを極めることが大事ってことですね。
みんな知っての通り、嫌いなことで努力することは難しいです。好きなことを極めていきたいですね。
人脈
この本は就職する前にやることという観点になっていますが、就職する前っていうのは関係ありませんでした。
人脈に関しても本田さんの他の本と言っていることは変わりません。
一流の人たちに触れて、自分を高める。さらにその一流の人たちに弟子入りして近くで考えを学ぶことが大事。2流3流の人たちといたらその人たちと同じ考えになるから、積極的に1流の人と付き合っていけ。加えて一生付き合える友人を作って、年下とも仲良くしようね。
みたいな感じでした。
人脈を作る大切さは今回を含めてよ〜〜くわかりました。絶対買いますので、今度はコミュ障の改善方法の本を出して下さい(切実)
これからの生き方
就職する前にどう生きて生きたいか、自分のスタンスを決めておけってことでした。
会社で生きていくのか、独立するのか、といったことからどれくらいの収入が欲しいのか、何をして生きて生きたいかなどを今の時期に考えておくことが大事ということでした。
確かになんとなく生きているのと、目標を持って突き進むのじゃ時間の使い方が大きく変わってきますしね。自分の方向性を常に考えて、しっかりと目的を持って行動して生きていきたいものです。
最後に
この本を読んで「面白いな」って思った人は、ぜひ「ユダヤ人大富豪の教え」を読んで見ると良いですよ!
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
- 作者: 本田健
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この作者の本は今回で10冊目ですけどどの本でも、言っていることの根本はそれに書いてあります。
というか同じ作者の本ってタイトルが全然違っていても、根本的には同じことが書いてありますよね。
堀江さんの本も5冊くらい読んだら、「ほとんど同じことじゃん!」って思って「多動力」買うのを保留しましたもん。
その後にTwitterに挙げられてる本の文章の写真とか見ても、以前と同じことが書いてあるので、買わなくて正解だったなー。
堀江成分が足りなくなってきたら買います。
同じ作者の本って結局同じことの焼き直しなんですかね。
それではー