からかい上手の高木さん 1, 2巻 (2014) 感想 「男の心を揺さぶらずにはいられない」
評価:★★★★☆(星4つ)
2018年にアニメ化が決定している漫画。家の近くのツタヤでも結構レンタルされているらしく、レンタルランキング5位以内に入っていた。
中学生の男の子西片といつも西片をからかう高木さんのコメディ漫画。1話完結式なので、全体のストーリーとかそういうものはなかった。僕はこういう日常系っぽいのは一気に漫画で読もうとは思わない。個人的には週1話くらいでさらっと読みたい感じだった。
最初に読んだ時には「あー確かにこういう女の子にはドキドキするよねー」くらいに軽く捉えていた。けど、読んでいくたびに思わせぶりで、ちょっとエロい高木さんにキュンキュンきてしまった。相手から迫られてほしいという男ならでは誰でも抱く欲求。つまり可愛い女の子にちょっかい出されたい!!っていう欲を見事に拾い上げている。だからこそこんなに「いいなぁ」と感じずにはいられないのだろう。
女の子の言動や些細な行動に男の心が揺らいでしまう。そんな奥手な男の心にダイレクトに響いてくる作品だった。リア充に見せたらバカにされそうだけど、そんなのかんけぇねぇ!
でも高木さんはもう西片くんのことを好きなんじゃないのかな。匂わせつつも直接的な表現は避けているので毎回もやもやする。完結まで好きかどうかを明確にすることはないと思うけれども、ギリギリを攻めるその表現に興奮していた。
さらにCMのcv高橋李依のパワーがすごかった。
さえかのの時も感じたけど、こういう女の子が主体のアニメでは声が入るとさらにすごいことになる。きっと高木さんもそうなる気がする。アニメ化した後が楽しみ。
個人的にはいくつもの作品を連載して、やっとアニメ化に繋がったこの人の功績もすごい。
今は違うけど、一時期は月に3本の連載を同時にこなしていたようだ。
やっぱり数をこなすってことも大切なのかもしれない。
すぐ3巻を読もうとは思わないけど、ゆったりちょっとずつ読んでいきたい。
思春期の男の心をくすぐらずにはいられない漫画でした。
それではー。
からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 山本崇一朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/10
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