物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

約束のネバーランド 4巻 (2017) 感想 「最強ママの倒しかた」

約束のネバーランド 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

評価:★★★★☆(星4つ)
 
 
今回も引き続きの面白さでした。駆け引きがありすぎてもはや前半の展開を覚えてないけど、互いに裏をかきあっている心理戦は見ててワクワクした。
 
 

 

 
今回で脱出するかな? とか思っていたけど脱出直前で終わってしまった。ものすごい続きが気になる。
 
 
 
 
ノーマンが出荷されることになって追い詰められるエマたち。ノーマンだけ脱出させて、裏で情報を集めようとさせる。だがしかし塀の外は崖で脱出はほぼ不可能だった。その後ノーマンは出荷される。絶望に浸るエマとレイ、しかしそれはママの注意を引く手段だった。ドンとギルタに計画の準備を任せていた。
 
 
 
そしてレイの誕生日に脱出することになる。しかしレイはエマたちを脱出させて、最初から自分は焼身自殺を計るつもりだった。ママへの報復。それがレイの目的だった。しかし自殺はノーマンに知られていて、それを伝えられていたエマがレイを止めた。焼身自殺を利用して脱出を計るエマたち。事前に子供達全員を仲間に引き入れていたため、順調に塀までたどり着く。そこに全員揃っていなかった…
 
 
 
 
そんな感じだった。
 
 
 
 
常にママが上を行っていてママ最強状態だったけど、最後の最後で一死報いそうな状況だった。僕なら外に人間を食べるバケモノがいる時点で諦めそう。テーマ的にはみんなで力を合わせて知恵を絞れば辛い状況もなんとかできるんだ! って感じなのかな。とりあえず農園を脱出した後にどういう展開になるんだろ?
 
 
 
今はこの農園を脱出するのが中心だけど、世界観的にもまだまだ隠された展開が多い。鬼はなぜ存在しているのか、農園の外の人間たちはどうなっているのか、ノーマンは生きているのかどうか、などなどいっぱいある。
 
 
少しずつ仲間が死んでいく鬱展開になるのかな……
 
 
 
1~3巻感想です。 

 

次巻の脱出に期待。

 

 

それではー