物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

小説 君の名は (2016) 感想 「映画の情景が文章とともに思い出す」

小説 君の名は。 (角川文庫)

評価:★★★★☆(星4つ)
映画の評価:★★★★★(星5つ)
 
 
 
小説を読んで見た。やっぱりよくできているなーと改めて感動した。
 
 

 

 
もちろん1回目は映画で見るべきなんだけど、映画の内容を感じ取る媒体としては小説もいい。何より自分のペースで読み進められるってところが魅力ですね。
 
 
 
 
君の名は、は最初はエンターテイメント的な一見ギャグのような展開から始まって、やがてそれが後半の展開の重要な鍵になっている。言の葉の庭とかも見たけど、最初から結構シリアスなんですよね。君の名はと比べると圧倒的に敷居が高い。冴えない彼女の育てかたも、最初はキャラの絡みから始まって後々にゲーム制作に絡めた深刻な話になっていく。それを見ているとやっぱり最初の入りやすさって大事なんだなぁ実感しました。
 
 
 
 
僕はマブラヴとかが好きだから、最初からクライマックス感の雰囲気も好きです。新海誠作品では「ほしのこえ」が好きでした。けど一般層から見たらフィクションまで辛いものを見たいとは思わないでしょうね。
 
 
 
 
内容に関してはとくにいうことはないです。映画と同じだから。けど最初に書いたけど、自分のペースでゆったり進めたし、映画の風景を思い出しながら読むのは楽しかったです。
 
 
ちょっと短いけどこんなところで。
 
それではー