物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

四月は君の嘘 アニメ (2014) 1~6話 感想メモ 「自分のトラウマと向き合えますか」

四月は君の嘘 コンプリート DVD-BOX1 (1-11話) アニメ 君嘘 [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください]

評価:★★★★☆(星4.5つ)
(6話時点)
 
最終話まで見た後に改めて感想をまとめて投稿します。
 
 
ずっと見たかった作品なのにだいぶ寝かせてしまっていた。最初はツタヤで借りようと思ってたけど、ちょうど実写化の時期と重なってレンタルできなかった。そしたらdアニメストアにあるじゃないですか。
 

 

 

四月は君の嘘 DVD 通常版

 
というか実写も2016年9月なのでただの言い訳ですね。
 
 
お話はピアノが弾けなくなった主人公がヒロインと出会って、自分のトラウマと向き合うストーリーになっていた。物語の構成的にはボーイミーツガールといった感じだった。6話時点では自分が抱えてしまったトラウマをヒロインのかをりが引っ張りだすことによって、主人公の有馬くんがピアノをだんだん弾き始めるところ。
 
 
 
正直今後の展開は映画のPVがツタヤで流れまくっていたからなんとなく想像がついてしまっている。僕の最も嫌いなものの1つがネタバレなので、心のそこからPVが憎たらしいと思ってます。内容がわからない映画は誰も見ないから、映画のPVって結末とか超重要なシーンを乗せて、映画と同じくらいPVには力を入れるっていうのは有名な話。だからって僕の怒りは収まらないぞ……
 
 
 
有馬くんがかをりのおかげでピアノを弾き始めるっていうのは、自分の中にあった負の面と戦う意思が垣間見れてよかった。誰しも向き合いたくないことはあるし、一人で向き合おうとは思わない。だからこそ誰かの存在って大事。疑問なのはなぜかをりは有馬くんに本腰を入れて付き合っているのかという部分。それは今後の展開に期待。
 
 
 
僕としては3話の部分がよかった。女の子が目の前で泣いて頼んでいるのに、動かない男はいない。可愛かったらなおさらです(笑)。それに本当にやりたくなかったらコンサートなんて出ない。自分の中に向き合おうという意思がちゃんとあったのかなと思います。
 
 
 
それにやっぱり「君のようになりたい」っていうのは動機としてかなり大きい。有馬くんもかをりのようになりたいと思うことも理由の一つになっていた。この間のユーフォ二アムでも主人公の黄前ちゃんも同じ部活のトランペットの天才の麗奈を見ることで「特別になりたい」と思うようになる。有名どころではワンピースでもシャンクスを見てルフィは海賊になりたいと思い、BORUTOではボルトがサスケを見てそうなりたいと思う。現実でもこれは結構当てはまると思います。誰かのようになりたいっていうのは2次元でも3次元でもどの世界の話でもかなり根源的な成長の動機なんでしょうね。
 

 

響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

 
 
 
全部で22話あるので先は長そうですね。とりあえず、簡単に感想をまとめたので次に行きたいと思います。
 
 
それではー