いますぐ書け、の文章法(2011) 感想 「読む人のことを考えて書け!」
評価:★★★★☆(星4.5)
はじめに
結論はほとんど目次に書いてあります!
1. プロとアマチュアの差
2. 文章は人を変えるため書け
3. 客観的に書かれた文章は使えない
4. 直感のみが文章をおもしろくする
5. 文章は言い切らないといけない
6. 文章で自己表現はできない
7. 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
8. 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
9. 踊りながら書け
ついでにあとがきの部分を読めば、この本は読み終わったも同然です。
5分で読書が終わる素晴らしい本です。復習もしやすい。
よっしゃ!最高だぜ!
ということで僕的ポイントをまとめていきます。
ポイント
この本で言いたいことは
「読んでいる者の立場からだけ考えて書く」
ってことでした。
その際に
「"誰に向かって書いているのか"を明確に意識すること」
が大切になる。
聞いてしまえば当たり前なんだけど、自分ができているか?と言われれば、明確にできている人は僕を含めてほとんどいないはず。
学校で文章の書き方なんて習わないし。日常生活で1000字以上の長文を書く機会なんてない。僕だって大学4年間で書いたレポートの数より、ここ一ヶ月でブログに書いた文字数の方が多いんじゃないかって思うくらい文章を書かない。
それ以外にも、文章を書くときに気をつけるポイントがたくさんありました。もうこれ一冊で文章書くときのバイブルになるはずです。
だって最終的に
自分でとにかく書いて書き方を見つけろ
って言っているくらいだから、これ一冊読んでとにかく書けばあとは自分次第ってことですね。頑張ろう!
最後に
ブログを始めて1月たって思ったのが、
「けっこう文章書くのってけっこう難しいなー」
ってことでした。
そんな僕の疑問を一発で吹き飛ばす本でした。
文章ってどう書くの?
って人にはとってもお勧めです。読んだ人は頑張ってとにかく書きましょう!
とってもいいこと書いてあるし、文章もとってもラフで読みやすいんだけど、多分この本売れてないのかな。書店になかったし、Amazonで頼んだら2011年の初版が届きました。今は2017年だから、6年も眠っていたんだね…。
いい本が必ずしも売れているってわけではないんですね。
それではー