物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

アイドルマスター (アニメ 2011) 感想 「みんながいるから頑張れる・協力っていいですね」

アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

評価:★★★★☆(星4つ)
 
アイドルアニメの先駆けであり、シンデレラガールズ・ミリオンライブ・サイドMなどなど派生作品の大元であるアニメ。もはやアニメの教養にあたる存在なので一度見ておけとは僕の友達のセリフ。
 
 
 
 
僕はあまりこういう女の子を愛でる系のアニメはあまり見ない。理由は全体的なストーリーがなく、基本的に1話完結式。そして物語よりもキャラクターを掘り下げる方向のお話だからだ。実際に今回のアイドルマスターでもその法則にもれず、1話ごとに1人1人に焦点を当ててキャラクター同士の交流や成長をたどるお話となっていた。
 

ゲーマーズ! 1~6話 (2017) 感想メモ 「ゲーム好きを肯定するアニメ・何が好きでもいいじゃない」

ゲーマーズ!第6巻〈初回限定版〉 [Blu-ray]

評価:★★★☆☆(星3.8つ)
 
 
ゲームを題材とした日常の人間関係を描いたアニメ。人間関係だけでここまで(6話まで)引っ張れるのはすごい。ツンデレとか言うような特徴でお話を進めるのではなく、ちゃんとしたキャラクターを確立して話が進められているところが自然だなぁと感じた。6話はかなり笑った。
 
 

東京喰種 (2011~2014) 感想 「両者の正義・主人公の葛藤が強烈」

東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)

評価:★★★★☆(星4.5つ)
 
 
東京喰種読み直しました。
 
 
喰種と人間の戦いももちろんいいけれども、それ以上にキャラクター一人一人に信念や思いがそこにあって、その思いをもとに戦っている様子が良いです。東京喰種は世界観的には人間と喰種が最終的にどういう落とし所に落ち着くかがポイント。喰種と人間の対立の中で、喰種側の思いと人間側の思いがキャラクターごとの背景によって描かれている。そこから考えると、同じ物事であっても見方が変わればそれぞれ捉え方が異なってしまうことが伝わってくる。

四月は君の嘘 1~3巻 (2011 ~ 2012) 感想メモ 「アニメが十分に発揮された物語」

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

評価:★★★★☆(星4つ)
 
 
アニメに続き漫画も読み始めました。
 
 
 
アニメ感想
 
内容的には全くアニメと変わらない。それにアニメを見た後に読むと、当然ながら音楽がないので少し物足りなく感じてしまう。だけど、音を使わずに音楽を表現するってものすごく高度なことをやっているのはすごい。絵と文だけで音楽を表現しようというのが本当に高度なことをやっている。
 

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? (2017 映画) 感想 「もしもを願う心が作り出す未来」

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (角川文庫)

評価:★★★★☆(星4つ)
 
 
打ち上げ花火(以下略)を映画館で見た。ネットでは酷評ばかりだけど、そこまでダメと言われるほど悪い作品ではなかった。作画も綺麗で、主人公が学生の男の子と女の子、そして公開時期が夏ということでどうしても君の名はを思い出してしまうのも仕方がないのかもしれない。なので、この映画を見るときには、君の名はとは別のものなのだと割り切ることが大事になってくる。僕もネタバレなしの評判は聞いていたので、そのように思って見に行った。
 
 
 
そう割り切った上で見ると、かなり丁寧に作られた作品だった。
 

東京喰種 1~5巻 (2012 ~ 2013) 感想メモ「どちらの立場にも正義がある」

東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)

評価:★★★★☆(星4つ)
 
東京喰種読み直しています。やっぱり面白いです。
 
 
 
もちろん喰種と捜査官の戦いも躍動感があって好きです。赫子とか羽赫とかかっこいいです。けれども僕はやっぱり喰種と人間の対立が興味深いです。

1518 イチゴーイチハチ 3,4巻 (2016~2017) 感想 「主人公ではない人々の生き方」

1518! イチゴーイチハチ!(4) (ビッグコミックス)

評価:★★★★★(星5つ)
 
 
1518の3,4巻読了。本当に素晴らしい物語です。生徒会を中心とした物語なのに、いわゆる学園もののノリだったり、ラブコメは展開しない。かといって烏谷くんや会長が野球に関するコンプレックスを抱えている過去があるけれども、野球ものであるわけでもない。ただひたすらに登場人物の過去の後悔と今を描く物語になっている。
 
 
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