夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 (2014) 感想 「夢をかなえるゾウが面白かったらこれも楽しめる」
評価:★★★★☆(星4つ)
前作「夢をかなえるゾウ」の雰囲気がしっかり受け継がれていて、今回も楽しく読めた。ストーリーの中に多くの有名人の経験や言葉などが盛り込まれているので、他の自己啓発本と違ってあまりうさんくさく感じずに読むことができました。
けど今回は前回と違って章ごとに分かれていないので、本当に小説って感じがしました。けれども本の中で出てきた名言っぽいところは巻末にしっかりまとまっていたので復習するのが楽そうで良かったです。
けれども逆に小説のテイストというか、雰囲気は前回と一緒なので、大した感想は持ちませんでした。普通にいいこといっているなーって程度に受け取っていたんですよね。結局悩める主人公がいて、それをガネーシャが解決するって感じ。けれどもその中の主人公と神のやりとりや会話を楽しみつつ、名言が出てきたときに改めて自分を見つめなおすっていうのがこの小説のいいところです。
普通に面白かったですよ。相変わらず水野さんのネタと文章のセンスは光っていました。
それではー