モタク モテるオタクになる恋愛ガイド (2012) 感想 「彼女が欲しいオタクは読んでみよう」
評価:★★★★☆(星4.5つ)
この本に書いてある手段は正直他の本にも書いてありました。その中でもこの本の特徴は
- 出会いからエッチを経て結婚までの詳細な方法が書いてある
- オタク=草食系男子向けに書かれている
- 実際に成功した例を紹介しながら説明している
- 女性側の視点
ですね。
オタクのメンタルを矯正し、女の子とのコミュニケーションを乗り越える手段を与え、見た目を整え、デートに誘い実践する方法を教え、正しいエッチの方法を伝授する。
スタートからゴールまでのオタクの恋愛を支えてくれる素晴らしい参考書だと思った。
まだ実践してないので「思った」としか言えない。すまん!
メンタル編 〜プライドを捨てる〜
オタクに彼女ができない原因
- 自信がない
- (女性に)偏見がある
- 動かない
- 思いつめる
- 夢見がち
一気に5発殴られました。確かにこれだけ条件がそろっていればオタクでなくとも彼女できないです。その中で僕は「動かない」ってところが僕の中の認識を動かしましたね。
「恋人が欲しいと思いつつ、動かない」これはオタクに限らず、恋愛に程遠い男女の特徴です。
そう言えば僕の大学の先輩は大学生の時は
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
とか叫んでいましたけど、社会人になってから一気にいろんなイベントに参加して1年後には彼女をゲットしていました。
あやねること佐倉綾音さんと結婚するために芸人になった人もいましたよね
この人があやねると結婚できるかどうかは一旦おいておくとしても
本当に彼女欲しいならそれに見合った行動をしろよ!
ってことなんでしょう。僕も声優さんと結婚したいとは思わないですけど、お友達にはなっておしゃべりしてみたいとは思ってます。けど僕みたいなクソ童貞は声優の前に普通の女の子と話をするだけでビビっちゃうんですよね…
とか思っていたら。
気軽に女性に話しかけられる男性は、単に慣れているから。彼らは話しかけることに抵抗がない。女慣れした男性にとって、話しかける=会話の始まり。一方、女性と接点の少ないオタクは話しかける=恋愛の始まりだと考える。そうやって気負うから、身動きが取れなくなる。「この1回で勝負を決めなければ」とプレッシャーをかけず、話しかける=異性との会話になれる練習だと思いましょう。
この人はおれの心を読めるんじゃないのか…。
そう言えば、以前こんなことを書きました。
この間営業トークが得意な友達にコミュニケーションのことを聞いたらそんなこと考えたことがない( ゚д゚)ポカーンうん。得意な人は何も考えずに雑談ができるんだな。
確かにこの人は小さい頃から大人から子供までいろんな人と交流しているようだった。つまり女性に限らず、会話は「慣れ」が重要。そもそも会話した経験値が少ないから、会話に対しておどおどしているんじゃないか!
ってことでした。会話の経験の量を増やす。特にvs女性ってことですね。その会話を増やす方法としてバーとかオフ会とか色々参加してとにかく経験値を上昇させていくことが大事なんですね。
コミュニケーション編 ~相手の気持ちになって話そう~
ここは他の本に書いてあるようなことと共通してました
- ヒアリングベースで会話する。
- 相手から話を引き出す。
- 男は解決、女は共感するもの
- 別キャラを目指さない
ここら辺は適当に会話の本を買えばのってるはずです。恋愛以前にちゃんと女性と話せるようになることが重要みたいです。
雑談の細かいコツはこっちの方がおすすめです。
会話ができた上で、
好きになってもらうにはどうしたらいいの?
って部分は
実際「友達から恋愛関係に発展しない」と悩む男性は多い。それでも、まずは友達感覚でデートに誘うべきです。それも「デートしましょう」じゃなく「ご飯に行きましょう」と誘うこと。(中略)一対一で合わない限り、そこから先には進めません。まずは2人で食事にいける関係になって、脈を作っていきましょう。
じゃあどうやってデートに誘えばいいんだよ!と僕みたいなチキン野郎はここで思うわけなのです。しかし、さすがというべきか、この本はしっかりその辺もカバーしていました。
異性をデートに誘う時は、考え過ぎずに、気軽に誘うのがポイントです。恋愛経験の少ない人は、デートひとつ誘うにも「相手にどう思われるだろう」「そもそも自分は相手を好きなのか?」とあれこれ考えまくります。一方、恋愛慣れしている人は「とりあえずデートしてみっか」と気軽に誘うのです。で、その方が女性も気軽にOKしやすい。
先のことを考えたところで、実際に2人であってみなきゃわかりません。気になる異性をデートに誘うのは、特別じゃなく普通のこと。「普通のことなんだ」と自分に言い聞かせて、エイヤと誘ってしまいましょう。
もう女を女と思わずに男友達の感覚で誘っちゃえば?ってことなんでしょうね。迷ってる暇があればさっさと誘ってみますかね。
エッチの説明がウルトラ詳しい
彼女が部屋にやってきたら「セックス!セックス!」と前のめりにならず、ゆっくりと楽しい時間を過ごしましょう。ご飯を食べたりDVDを見たりして、彼女が十分にリラックスしてからイチャイチャに持ち込むのです。床やベッドに座って、彼女の肩を抱いたり体をくっつけながら、イチャイチャとじゃれ合いましょう。鼻息荒くがっつかず、あくまで楽しい雰囲気で。髪を撫でたりおでこや頰にキスしたりして、彼女に愛情を実感させましょう。それから軽い唇へのキスを何度か交わした後、ディープキスへ(ここでエロい雰囲気になります)。
正直ここの部分を読むだけで彼女を作りたくなったっす。
バンバンヤリまくりたいとかそういう意味ではなく(ヤってはみたいですが…)、そこに至ってみたいなーとは思いましたね。どうやったらいいかとか何をやったらダメとかものすごく詳細に書いてあるものですから妙にワクワクする。本を読んだら大抵は早く実践したいなーと思うんですが、今回はいつもの10倍は実践したくなりました!
( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
早くこの段階に至ってこの本を復習して実践に臨むステージに上がりたい。
最後に
オタクのメンタルの大改造から結婚まで網羅している本はほとんどないんじゃないのかな?今のとこ恋愛系の本10冊くらい買って読んでいるけど、大抵は女性との会話のテクニックしか載っていない。
そういう意味では、女性目線でオタクはどういう存在なのかを理解した上で解決手段を提示しているいい本だと思います。繰り返しますが、実践はこれからするので、もしかしたら評価が変わるかもしれません。
読んだら実践あるのみ。
それではー