物語の思考法

~2次元と3次元をつなぎたい~

AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナルに合格したので勉強方法をまとめておく。

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AWS DevOps Professionalに合格しました。
合格までの勉強方法をまとめておこうと思います。

 

結論

2020/1/6 勉強開始

2020/3/18 受験して合格


点数は 800/1000 でした。


基本的に業務の合間や通勤中に勉強しました。休日も自宅で毎回2~3時間ほど勉強していました。合計70~80時間はやっていた気がする。

 


自分のスキル

・Webエンジニア。フロントエンドもそこそこやる。

Ruby, Railsあたりを使ってる。

・S3, lambda, Cognito, SNS, SESあたりは業務でそこそこ使った。

・会社のチーム内ではEKS, ECR, EC2, Athenaとか使っているみたいだけど、僕は直接触ったことがないです。

AWSをもっと業務で使いたい(願望)

 

前提

Professionalなので、Developer, SysOpsのどちらかは合格しておくべき。ProはDeveloperやSysOpsの内容を習得しているという前提で問題が出てくるので、合格していないときつい。


自分はDeveloper Associateの方を取りました(2019年11月に取得)

 


対策

1. 公式サイトを確認


2. Udemyを中心に概要 + BlackBelt・公式リファレンスで知識を補足
3. 練習問題を解く
4. 公式模擬試験を解く


使ったもの

1. Udemy - AWS Certified DevOps Engineer Professional 2020 - Hands On!
https://www.udemy.com/course/aws-certified-devops-engineer-professional-hands-on/
Udemyならこれが最強。


全部英語、字幕も英語。だけど固有名詞の字幕の訳がたまにおかしなことになるので、頑張って聞き取ることになる。EC2 => easy tooとか。


AssociateならまだしもProfessionalレベルになると日本語の教材はほぼないので、日本語で勉強すること自体を諦めましょう。

 

通常2万円越えとかなり高額ですが、毎週のようにセールをしているので安くなった時に買いましょう。

 

 

2. Udemy - AWS Certified DevOps Engineer Professional [Practice Exam]
https://www.udemy.com/course/aws-certified-devops-engineer-professional-practice-exam-dop/
1と同じ人が作った練習問題。質はいいのですが、1回分しか入っていないのが残念。
安くなった時に買いましょう。

 

3. Udemy - AWS Certified DevOps Engineer Professional Practice Exams
https://www.udemy.com/course/aws-certified-devops-engineer-professional-practice-exams-amazon/
2の問題数が足りなかったので、こちらも購入。上記よりも少し難しいですがこれがスラスラ解ければ、試験はおそらく余裕で合格できます。2回分入っています。2と合わせて3回分あれば十分でした。


買った時は評価が30個くらいでしたが、高評価がじわじわ増えているもよう。

これも安くなった時に買いましょう。

 

・公式サイト

試験ガイド・サンプル問題は必ず見ておくべき。

  

 

・Blackbelt

サービスの概要をさくっと掴むために便利。

 

・公式リファレンス
Udemyで説明不足だった部分や実際に使っててわからなかった部分をピンポイントで見る。全部見るのは結構キツイ。

 

・ホワイトペーパー
Udemyの動画で勧められているものはさらっとみておくと良い。これも全て見るのはややキツイ。


勉強の流れ

1の動画を見る(1周)

2の練習問題を解く(1回目)

1の動画を見る(2周目)

2の練習問題を解く(2回目)

3の練習問題(2回分)を解く(1回目)

理解が甘かった部分を1で復習(3周目)

3の練習問題(2回分)を解く(2回目)

AWS公式の模擬テストを解く

受験

 

動画はメモを取りながら見て、ハンズオンは全てやった。2周するとバッチリ身についた。繰り返しは重要。

 

個人的にはコンテナが怪しかったので、これを機にdockerを習得しました。業務でk8sを使っているのでdocker自体を触る機会は多かったのですが、dockerfileを1から構築はしたことなかったのでちょうど良い機会だった。とりあえずdocker-composeまでは完了。EKSは試験に入ってないのでk8sはまた今度。


受験予約

勉強して大丈夫そうなら試験の予約をする。受験はピアソンVUEを選びました。PSIでもできますが、申し込みがピアソンVUEよりめんどくさかったのでやめた。


というかPSIは日本で受けられる場所が少なすぎるので、基本的にピアソンVUEを選ぶことになるはず。


模擬試験

受験申し込みの流れと同じ方式で受けることができます。購入日から1年以内ならいつでも1回だけ受験できる。


結果は60%でした。若干自信を無くす。

 

Developer Associateは30分で20問だったけど、今回は90分で20問でした。模擬試験はPSIにしたので、ピアソンVUEだともしかしたら30分のままかもしれません。

 

試験問題は全体でどのくらい取れたかといった結果は教えてくれるけど、解答が表示されない。なので、あくまで苦手分野の把握と試験の雰囲気を体験するのが目的になる。試験の練習というよりは、どういった雰囲気で出題されるか、画面の操作はどうやればいいのか、という部分を確認した方が良いです。

 

問題はスクリーンショットを撮っておき、あとで確認できるようにしておくと良いです。


あとDeveloper Associateの時は日本語がちょっとおかしいなーと思いましたが、今回はそこそこ綺麗な日本語になっていた気がします。ただ慣れただけかもしれないですが。

 

日本語と英語はいつでも切替えられるので、日本語がおかしい場合は英語で読んでみると答えが見つかる可能性があります。


受験


・試験はピアソンVUEを選択
・開始30分前には会場に到着
・同意書を記入して、身分証を提出(必要な身分証は要確認)
https://www.pearsonvue.co.jp/test-taker/Tutorial/Identification-2.aspx
・いつでも始められるそうなので、15分前にはスタート
・リモート監視はなかった。

 

3時間の受験はきついので、前日はしっかり睡眠をとり、直前に食事や水分を取りすぎず、試験前にはトイレにいっておきましょう。可能なら試験会場の道を確認しておくと当日楽です。

 

時間は180分で75問なので、1問3分かけたらもう終わりです。なので1問2分を目安に解くように練習していました。実際の試験は2時間くらいで解いて、残りの1時間で気になった部分の見直しをしていました。


結果的に当日の問題がUdemyの練習問題より文章が短かったのと日本語ということもあり、余裕で1問2分が守れました。

 

解き終わった時点でもう帰りたくて仕方なかったですが、見直しはしっかりやるべきです。文章が複雑なので「よく読むと違ったわ」的な解答が多いです。


受験後

問題を解き終わってアンケートに答えると、すぐに合否が表示されます。翌日あたりにweb上に結果が反映されます。


結果は 800/1000 でした。合格ラインは75%だそうなので、結構ギリギリでした。


まとめ

Developer Associateは問題をみたら、速攻で選択できる問題が多かったです。一方Proは問題分をじっくり読まないと判断できないものが多かったです。4択のうち2択までは簡単に絞れる問題も多かったです。ただ、2択からが難しい・・・

 

とはいえ、Udemyの練習問題と同じような問題などもあったので、決して簡単ではないですがキチンと対策すれば合格できるはず(サンプル数1)です。ひとまずAWSもProまで合格することができたので、次はGCPに行ってみようと思います。


AWSGCPの違いも把握しておきたいし、GCPk8sの内容が含まれるようなので、これを機にGCPk8sを一気に習得したい。