進撃の巨人 24巻 (2017) 感想「23巻に引き続き、過去を語る24巻」
評価:★★★★☆(星4つ)
進撃の巨人の24巻。22巻で第一部が終了。23巻からは4年後の世界が描かれている。23巻に引き続きマーレ側(ライナー側)からの説明がされていた。
23巻は壁の外の世界の状況が描かれていた。実は壁の外の世界は今で言うところの19世紀くらいの世界で、マーレという国が巨人の力で世界の覇権をにぎってますよー。でも科学技術の向上でその立場も危ういですよー。巨人の力を受け継ぐために選抜試験的なのが行われてますよー。みたいな感じか。
今回はライナーの過去の続きから1巻に至るまでの話、そこからパラディ島に攻め込む準備をする様子が描かれていた。表紙がエレンたちだし、やっと話が進むのかなーと思っていた。だけどそんなこともなく、本格的に話が前に進むのは25巻からになりそう。
東京喰種 (2011~2014) 感想 「両者の正義・主人公の葛藤が強烈」
評価:★★★★☆(星4.5つ)
東京喰種読み直しました。
喰種と人間の戦いももちろんいいけれども、それ以上にキャラクター一人一人に信念や思いがそこにあって、その思いをもとに戦っている様子が良いです。東京喰種は世界観的には人間と喰種が最終的にどういう落とし所に落ち着くかがポイント。喰種と人間の対立の中で、喰種側の思いと人間側の思いがキャラクターごとの背景によって描かれている。そこから考えると、同じ物事であっても見方が変わればそれぞれ捉え方が異なってしまうことが伝わってくる。
東京喰種 1~5巻 (2012 ~ 2013) 感想メモ「どちらの立場にも正義がある」
評価:★★★★☆(星4つ)
東京喰種読み直しています。やっぱり面白いです。
もちろん喰種と捜査官の戦いも躍動感があって好きです。赫子とか羽赫とかかっこいいです。けれども僕はやっぱり喰種と人間の対立が興味深いです。
1518 イチゴーイチハチ 3,4巻 (2016~2017) 感想 「主人公ではない人々の生き方」
評価:★★★★★(星5つ)
1518の3,4巻読了。本当に素晴らしい物語です。生徒会を中心とした物語なのに、いわゆる学園もののノリだったり、ラブコメは展開しない。かといって烏谷くんや会長が野球に関するコンプレックスを抱えている過去があるけれども、野球ものであるわけでもない。ただひたすらに登場人物の過去の後悔と今を描く物語になっている。
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1518 イチゴーイチハチ 1,2巻 (2015) 感想 「挫折の果てに行き着く先は」
評価:★★★★☆(星4つ)
「GUNSLINGER GIRL」の相田裕さんの作品。とある高校の生徒会を舞台とした話。
怪我で野球を挫折した少年とそこまでやりたいことがない少女が生徒会に入る。夢から破れた人がその後どうするか、といった内容が中心となっていた。
からかい上手の高木さん 1, 2巻 (2014) 感想 「男の心を揺さぶらずにはいられない」
評価:★★★★☆(星4つ)
2018年にアニメ化が決定している漫画。家の近くのツタヤでも結構レンタルされているらしく、レンタルランキング5位以内に入っていた。
中学生の男の子西片といつも西片をからかう高木さんのコメディ漫画。1話完結式なので、全体のストーリーとかそういうものはなかった。僕はこういう日常系っぽいのは一気に漫画で読もうとは思わない。個人的には週1話くらいでさらっと読みたい感じだった。